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複数の金融機関から借入できる?

複数の住宅ローンの併用

住宅ローンの利用に際し、物件価格の90%以上の借入をする場合や、できるだけ低金利でおさえたい場合などに、1社だけでなく2社から併用して借り入れるという方法があります。 住宅ローンは高額の借入となるので、そのように複数の住宅ローン商品を利用するケースは少なくありません。

また、複数の住宅ローン商品を利用すると、頭金が用意できない場合にも物件購入の可能性が見えてきます。 例えば、長期固定金利のフラット35で借入するにしても、借入の限度額は物件価格の90%と決まっているので、残りの10%をフラット35以外の住宅ローン商品で借入ます。

固定金利型と変動金利型の併用でリスクを分散

現在は金利がかなり低い水準でしばらくは低金利が続くと思いますが、将来的には上昇していくと考えられるので、低金利のうちに長期固定を選ぶ方が得策のようにも思えます。 しかし、景気回復の実感は乏しく、金利上昇を招くインフレが起こる可能性も今のところ少ないように見てとれるので、最近変動金利よりも低い金利が設定されたりしている短期固定の住宅ローン商品を選ぶ方がよい選択になるかもしれません。

変動金利型の住宅ローンを選ぶと、返済初期の金利は低いので負担が少なくてすみます。 また、将来さらに金利が下がった場合にはより効果が高くなります。 しかし、それとは反対に金利が上がってしまった場合は、負担がかなり増えてしまう可能性もあります。

5年後、10年後の金利動向は誰にもわかりません。 このまま低金利が続く可能性もありますが、予想以上に金利が上がってしまう可能性もあります。 そこで、固定金利型の住宅ローンと、変動金利型の住宅ローンを併用するようにすると、低金利におけるメリットと高金利時におけるリスク軽減のバランスをとることができます。

つまり、固定、変動とタイプの違う住宅ローンを併用することで、金利が上がってしまった時に増える負担を、固定金利型での借入分で、やや軽減することができ、金利が下がっている時には変動金利型での借入分に対して、低金利の恩恵を受けることができるというわけです。

複数の住宅ローン商品を借り入れる際の注意点

ひとつの物件に対して複数の住宅ローン商品を借入する場合、フラット35と民間金融機関という組み合わせか、同じ民間金融機関で異なる住宅ローン商品を利用する形でのみ可能です。 複数の民間金融機関からの借入はできませんので注意しましょう。

また、住宅ローンの組み合わせによる借入は、リスク分散などにメリットはありますが、大抵の場合、借入時に必要となる諸費用が、1つのみの住宅ローンを利用するよりは高くなることを、検討する際に加味しておく必要があります。

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